NORDISK
THE NORTH FACE
1966年にサンフランシスコで産声を上げたTHE NORTH FACEは、当初小さなメーカーでしたが、 まもなく発売したスリーピングバッグにより高い信頼を獲得するようになります。 高品質なだけでなく、最低何度の気温まで快適に使用できるかという「最低温度規格表示」を明記したことが反響を呼びました。 折しも、ベトナム戦争が泥沼化していた時代。物質文明中心の社会や既存価値に対するカウンターカルチャーが隆盛を極めつつありました。 鋭敏な感覚を持った若者たちは街を出て、自然へと回帰して行きます。そんな彼らのエネルギーと、 常識にとらわれないTHE NORTH FACEのスタイルが共鳴し、やがてバックパッキングブームが巻き起こります。

1970年代初頭には、20世紀のレオナルド・ダヴィンチと称されるバックミンスター・フラーとの鮮烈な出会いがありました。 そして、彼の提唱するジオデシック(大円上の2点間の最短距離からなる総三角形化)と テンセグリティ理論(真の構造は連続した張力が不連続な圧縮力を統合する相互作用〈シナジー〉からなる)に基づいた世界初のドーム型テントを開発します。 このテントは1976年、イギリス・カナダ合同隊によるパタゴニア遠征で伝説を残しています。
「人類は地球のために成功するようにデザインされている」とフラーは言います。

自然と宇宙の関わり方が直視されている今、"デザインサイエンス"の概念に触れていただくために"DO MORE WITH LESS"展は開催されました。
次の世代に正しい自然との関わり方、人との関わり方、ものを大事にする気持ちを伝えて行くこと。それがTHE NORTH FACEのミッションです。
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