25.06.27
F/CE. Flagship Store
F/CE. 25SS T-SHIRT Collection
皆様、こんにちは。
F/CE. Flagship Store OSAKAの中道です。
もう6月も終盤。いよいよ夏本番ですね。
今回も前週に引き続き、これからの季節にぴったりのアイテムを今期のコレクションテーマと共にご紹介したいと思います。
F/CE.のコレクションは、毎シーズン世界中のひとつの国をテーマに構成されています。
今期のテーマはイギリス、マンチェスター。
コレクションテーマは “UCHRONIA BEFORE UTOPIA” です。
“UCHRONIA BEFORE UTOPIA” とは、「より良い世界は夢の中で誕生する」という考え方を表しています。
理想の世界は、現実の前にまず夢の中で形成される、という意味を込めています。
マンチェスターは、イギリス第二の都市といわれ、19世紀の産業革命時代には工業都市として発展しました。
現在は商業・企業都市として栄えています。
私たち日本人が抱く、いわゆる「英国らしい」イメージとは異なり、産業革命時代の面影が色濃く残り、レンガ造りの建物が立ち並ぶ古き良きイギリスの雰囲気を残しつつ、モダンな一面も併せ持つ街です。
また、音楽・アート・ファッション・フットボールなど、さまざまなカルチャーの震源地でもあり、様々な文化の影響が色濃く残っています。
今期の2025SS T-SHIRT COLLECTIONでは、そんなイギリスのミュージックカルチャーが色濃く反映されています。
今回はコレクションテーマやデザインの着想源についても少し触れながら、商品をご紹介していきたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
【RECYCLE FCE NOISE PRINT TEE】
品番:FSU01251U0003
本体価格:15,400yen(税込)
カラー展開: White / Charcoal
サイズ展開:S / M / L
「FUNCTIONALITY CULTURE EXPLORATION」のロゴを、バンドTシャツのようなテイストで左胸にプリント。
生地にはリサイクルコットンを使用しています。
綿を紡績する際に落ちた繊維を集め、再紡績して糸を作ることで、環境にも配慮しています。
肌あたりが非常に良く、柔らかく、ほどよい厚みのオーバーサイズシルエットです。
シャツのインナーにはもちろん、単体で着てもヴィンテージ風のプリントがしっかりと存在感を放ち、雰囲気を演出してくれます。
このプリントを見て、音楽好きの方ならピンとくるかもしれません。
今期コレクションの舞台であるイギリス・マンチェスターを象徴する、あるバンドのアルバムジャケットからインスピレーションを受けたデザインで、F/CE.らしいアレンジを加えています。
そのバンドとは… Joy Division。
Joy Divisionは、イギリスを代表するポストパンクバンドで、活動期間は短かったものの、多くのアーティストに影響を与え、後の音楽シーンに大きな足跡を残しました。
代表作はアルバム “Unknown Pleasures”。
このジャケットデザインを手掛けたのは、マンチェスター出身のグラフィックデザイナー Peter Saville で、彼はこの作品で一躍有名になりました。
このTシャツは、そんな音楽やアートカルチャーから着想を得たデザインです。
デザインの意味や背景を知って着用すると、いつもと違う気持ちでファッションを楽しめるはず。
ぜひ、興味のある方は Joy Division や Peter Saville について調べてみてください!
次にご紹介するTシャツも、Joy Divisionと深い関わりのあるバンドからインスピレーションを受けたデザインです。
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【RECYCLE FCE BACK PRINT TEE 】
品番:FSU01251U0002
本体価格:15,400yen(税込)
カラー展開: White / Charcoal
サイズ展開:S / M / L
「FUNCTIONALITY CULTURE EXPLORATION」のロゴを、バンドTシャツ風に背中へ大胆にプリント。
こちらもヴィンテージ風のプリント手法を採用しています。
デザインのインスピレーション源は New Orderのアルバムジャケットです。
New OrderはJoy Divisionの後継バンド。
Joy Divisionのボーカル、イアン・カーティスがアメリカツアー目前に急逝したことでJoy Divisionは活動停止を余儀なくされましたが、残ったメンバー3人が新たに結成したのがNew Orderです。
そして1981年に発表されたデビューアルバム “Movement”。
この “Movement” から着想を得たデザインが、こちらのTシャツです。
カラーはWhite / Charcoal の2色展開で、バックプリントがアクセントになっています。
素材感は先ほどご紹介したTシャツと同じで、柔らかく程よい厚みがあり、オーバーサイズのシルエット。
バックプリントが際立ち、リラックス感のある雰囲気で着用いただけます。
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【OHFCE BORDER TEE】
品番:FSU01251U0001
本体価格:17,600yen(税込)
カラー展開: Green / Purple
サイズ展開:S / M / L
回収した原料を色分けして紡績し、染色を伴わず、徹底的にサステナブルにフォーカスしたリサイクル素材を使用したボーダー柄のリンガーTシャツです。
リンガーTシャツとは、首回りや袖口にボディとは異なるカラーの生地を輪状に配置して補強したデザインのこと。
名称は「リング」に由来しています。
先ほどのプリントTシャツに比べると、少ししっかりとした質感でタフな風合いがあり、シルエットは同じくオーバーサイズ。
左胸には「ohfce」のボックスロゴをヴィンテージ風のプリントで施しています。
こちらのTシャツは、昨年突如再結成を発表したイギリスの伝説的ロックバンド Oasisから着想を得ています。
Oasisは、兄のノエル・ギャラガーと、弟でボーカルのリアム・ギャラガーを中心に1991年に結成された、ブリットポップを代表するバンドです。
楽曲の素晴らしさはもちろん、兄弟の喧嘩エピソードも有名ですよね。
ファッション的な観点から見ると、70年代半ば~70年代後半ののパンクロックは破れたTシャツに安全ピン、チェーンなんかを使ったちょっと過激なスタイル。
体制への怒りや社会への反発を、そのまま服装で表現。
それに対して90年代のOasisは、アディダスのジャージやナイキのスニーカー、ウインドブレーカーといった、イギリスの労働者階級の“普段着”でライブやメディアに登場していて、着飾ることなく、自分たちのルーツに誇りを持っている姿勢が印象的でした。
どっちも「反体制」だけど、パンクは“目立つことで反抗”、Oasisは“飾らないことで反抗”してたって感じな気がします。
時代や背景で、スタイルの出し方も変わるのが面白いですね。
左胸のボックスロゴは、そんな当時の雰囲気を彷彿とさせるデザインに仕上げています。
カラー展開はGreenとPurpleで、ポップな印象ですが、実際に着用するとスタイリングの邪魔をせず、むしろこれからの季節のシンプルなコーディネートのアクセントになります。
再結成ツアーが発表された当初は、「いつまた兄弟喧嘩するかわからないから、早めに公演を押さえるべき」なんて皮肉も囁かれていましたが…(笑)
7月に迫ったツアーが無事行われるのか、私も楽しみにしています。
服好きの皆様、カルチャーやバックボーンを知りながら、いつものスタイリングにこちらのTシャツを取り入れてみてはいかがでしょうか。
このTシャツを着ていて、Oasisのロゴオマージュだと気づいてもらえたら、嬉しいですね。
本日は少しカルチャーやデザインの背景のお話も交えながら、ご紹介させていただきました。
バックボーンを知るだけで、服の着方や着用する際のマインドが変わり、ファッションがもっと楽しくなると思います。
気になった方は、今回ご紹介したバンドやグラフィックデザイナーをぜひ調べてみてください。
きっと面白い話がたくさん見つかるはずです!
今回ご紹介した商品が気になりましたら、ぜひ店頭にてご覧ください。
また、F/CE. Flagship Store OSAKAでは6/25(水)~Summer Saleを開催しております。
是非、この機会にご来店くださいませ。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
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F/CE. Flagship Store Osaka
大阪府大阪市北区豊崎3丁目9-1 1F
TEL 06-6690-8388
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SAT-SUN・HOLIDAY : OPEN 11:00-19:00
定休日なし
Instagram:@fce_flagshipstore_osaka